[伊都]おいしい・種子が少ない・露地栽培も可能!新しいブンタン3品種の育成に成功
~ 九大のカンキツ研究の歴史が果樹産業の課題解決に貢献する ~
長年の研究により、九州大学大学院農学研究院の研究グループが新しいブンタン3品種の育成に成功し、2023年12月25日付で「寿刀白柚(じゅとうぺいゆ)」、「長三白柚(ちょうさんぺいゆ)」および「俊平白柚(しゅんぺいぺいゆ)」が農林水産省に品種登録されました(登録番号:第29970号、第29971号、第29972号、品種登録者:国立大学法人九州大学)。
3品種に共通する特長は、①種子が小さく、少ないこと、②グレープフルーツタイプの味で、香りや食感に個性があること、③早生で、甘みが強いこと、および ④露地栽培しやすいことであり、3品種は消費者にも生産者にも嬉しい品種といえます。現在、高品質果実生産のための栽培管理に関する研究、および果実の流通、加工および利用に関する研究を行っています。2024年4月から現地試験栽培を開始し、2030年の栽培実用化を目指しています。
詳細は、九州大学HPのお知らせをご覧ください。